放っておいたら大変なことに!?睡眠中のよだれの原因と対策

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よだれの原因と対策

「よだれ」はもちろん睡眠中に口からこぼれ落ちた唾液。「よだれ」が出ることには健康上の様々なリスクが潜んでいます。
命に関わる病気「睡眠時無呼吸症候群」の可能性もあります。

  • 朝起きた時によだれのために頬がパリパリになってしまった
  • お気に入りの枕やシーツによだれのシミがついてしまった

ということはありませんか?
よだれなんて気にならないという方も多いと思いますが、今回はそんなあなたによだれに潜む危険性をお知らせいたします。

なぜ睡眠中によだれが出るのか?

寝ている間によだれが出る原因は、鼻呼吸ではなく口呼吸になっているからです。
口呼吸することによって口の中はカラカラに乾いてしまいます。口内を潤すためにが唾液が分泌されますが、口が開いているため外にこぼれ落ちてしまうのです。

この口呼吸には様々な弊害があります。

口呼吸の弊害

細菌やウイルスが体内に侵入

鼻呼吸の場合、吸い込んだ空気が鼻腔(びくう)を通る間に鼻毛や粘膜が、ほこりや細菌・ウイルスなどの異物を除去してくれます。

鼻腔の中がいわゆるフィルターの役割を果たしてくれるのです。

逆に、口呼吸すると吸い込んだ空気がフィルターを通さず、そのまま喉の粘膜や気道、肺などに触れてしまいます。
細菌やウイルスが体内に容易に侵入するため、粘膜の炎症が起こりやすく感染症にもかかりやすくなるのです。

唾液の恩恵を受けることができない

唾液は主に

  • 耳下腺(じかせん)
  • 顎下腺(がっかせん)
  • 舌下腺(ぜっかせん)

という三つ唾液腺から1日に1000~1500mlも分泌されます。
睡眠中も乾燥した口内を潤すために分泌されますが、口呼吸しているとよだれとして流れ出してしまいます。

これは私たちにとって大きな問題です。唾液は口の中を潤すだけでなく、以下のような働きをして私たちの体を守っているからです。

唾液の働き

  • 自浄(じじょう)作用
    歯や歯間に付着した食べかすやプラーク(歯垢)を洗い流します。
  • 抗菌作用
    ラクトフェリン・リゾチームなどの抗菌物質が、細菌やウイルスの体内侵入を防ぎ口臭も抑えます。
  • 中和作用
    重炭酸塩・リン酸塩などの緩衝(かんしょう)成分が、プラーク中の細菌がつくる酸や、食道に逆流した胃酸を中和します。酸によって歯が溶けて虫歯になることを防ぎます。
  • 再石灰化作用
    飲食後の酸性化により、溶けかかった歯の表面にカルシウムやミネラルを補充し修復します。
  • 消化作用
    アミラーゼという酵素がご飯やパンなどのでんぷん質を麦芽糖に変え、体内での糖の吸収を容易にします。(唾液による消化が進まないと胃に過度の負担がかかります。)
  • 溶解凝集(ぎょうしゅう)作用
    食べ物に含まれる味物質を、唾液の中に溶かし込み私たちの舌や軟口蓋にある味蕾(みらい)と呼ばれる味覚を感じる器官へ届けます。(唾液のおかげで私たちは味を感じることができるのです)
    食べ物と混ざり合うことにより適当な塊を作り飲み込みやすくします。

軟口蓋(なんこうがい)とは口の中、上壁の前方約3分の2を硬口蓋、その後方を軟口蓋といいます。

  • 粘膜保護作用
    粘性物質ムチンが食べ物を包み込んで喉や食道を傷から守り、風邪やインフルエンザなどに感染しないように保護します。
  • 粘膜修復作用
    上皮成長因子と神経成長因子が傷ついた粘膜を修復します。

唾液は99%以上が水分ですが、残りの約1%に消化、抗菌、修復に関わる重要な成分を含んでいます。
唾液は口の中を潤すだけでなく、口内細菌の活動を抑え、虫歯や歯周病、感染症など様々なトラブルから私たちを守っているのです。

睡眠中によだれとして流れ出てしまうと、これらの唾液の恩恵を受けることができないのです。

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唾液の働き

よだれに潜む「睡眠時無呼吸症候群」の可能性

「睡眠時無呼吸症候群」とは、寝ている間に頻繁に呼吸が止まる症状のことです。
呼吸が10秒以上止まってしまうと「無呼吸」とされます。この無呼吸が一晩で30回以上、または1時間に5回以上起きると睡眠時無呼吸症候群と診断されます。

睡眠が浅くなることで日中のパフォーマンスが低下し、事故やトラブルが起きやすいだけでなく、就寝中突然死の可能性もある恐ろしい病気です。
この病気の方は睡眠中のほとんどを口で呼吸しています。

唾液もこぼれ落ちやすく、よだれは睡眠時無呼吸症候群のサインの一つかもしれません。もしかしたら? と思い当たる方は、内科や耳鼻咽喉科を受診して必ず治療しましょう。

口呼吸になる原因と対策

睡眠時に口呼吸になる原因は以下の3つです。

鼻炎のために鼻がつまっている

鼻の通りが悪いと口呼吸になってしまいます。軽く考えないで鼻炎は必ず治療して改善しましょう。
鼻炎が悪化すると睡眠時無呼吸症候群に繋がりかねません。

寝る時は電動ベッドを使用するのがお勧めです。
上半身に適度な角度をつけて、舌の気道への落ち込みを防ぎ少しでも鼻呼吸するようにしましょう。

枕の高さが合っていない

高すぎる枕で喉がつまり、気道がせまくなると口呼吸になってしまいます。
オーダーメイド枕などを使用して体型に合わせた高さに調整しましょう。

顎の力が弱っている

顎の力が弱っていると口が開いてしまいます。
顎の力は、日頃から硬いものを意識的に食べたり、一口あたり30回を目安に噛む回数を増やすことで強化できます。ガムやするめを噛むのも効果的です。
また、口を閉じようとする筋肉を鍛える「あいうべ体操」を行うこともお勧めします。
→【あいうべ体操】の説明はこちらのブログ内

まとめ

よだれのサインを見逃さないでください!
よだれの原因である口呼吸には虫歯、口臭、感染症、睡眠時無呼吸症候群など様々なリスクが潜んでいます。よだれに気がついたら鼻炎の治療、顎の筋トレ、枕の高さ調整などできることから取り組みましょう。

日中も、鼻呼吸ができているか意識してチェックしてください。日中の鼻呼吸の習慣が夜間の習慣へと繋がります。
薬局で販売されている鼻呼吸をサポートする口を閉じるテープや、鼻腔を広げるアイテムなども活用してみてください。

よだれを防止すると風邪やインフルエンザにかかりにくくなり、寝起き時の不快なお口の粘りや虫歯、口臭も抑えられます。
顎の筋トレによる表情筋の活性化と若返り、小顔効果も期待できます。
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