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店づくりとまちづくりと杉(3)

たかが杉ーー第2幕、継続のための新生。質

店舗改装から15年間、数々の試行錯誤を経て、過剰品質を遠ざけた、シンプルな品質の高度化に眠りの道具の本質を感じ、価値感が同じ仲間達と「正直が最大の戦略である」ことを原理に「眠れる寝具を起こす会」(資本主義の矛盾、業界標準というヴェールに覆われて見えなかった「ほんもの」の寝具を「眠れる」状態から起こす、という会)を設立しました。

しかし、私自身も、忘れてはいけないものづくりの心が知らず知らず薄れていたことを否定できません。メーカー、ブランドに依存した品揃えには、マスプロダクションの影響が否めませんでした。
そこで「蒲団屋」は、その命名の由来のままの「蒲団屋」であるべく、ものづくりに帰る決意をし、付加価値という言葉に飾られた過剰品質を拒み、また多量生産、価格破壊という言葉に飾られた過少品質も拒み、「安全」「コストダウン」を追求。蒲団の素材「羽毛」「羊毛」「麻」「真綿」「綿」「布」の工場見学、勉強会、商品開発、自身で使用しての検証などを行い、「眠り専門店」として「質」の高い睡眠をお客様と共に創造できる蒲団屋オリジナル・手づくり商品に品揃えを変えています。

最近は、リュゥートによるバロック音楽、奄美の音楽、ケーナ、クラブD J、バイオリン、ピアノなどの演奏、100万人のキャンドルナイト、語り部、一ヶ月間の「event & bottle @Bar T O T S U Z E N」などの会場として蒲団屋が愉快に時々変身しています。蒲団屋なのに……。

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