羽毛原料が高騰しています。
その要因の一つ食生活の変化でアヒル、ガチョウの肉、フォアグラの需要が減少傾向。飼育に関して肥料の価格高騰、3Kの職種で後継者不足。需要状況では中国が生産国から生活水準が上がり消費国なった事。流行的要素が強かったダウンジャケットが3年程前から安定した需要が見込まれるようになったことなど。
売り安いと言う名での未熟なダウンを混入した産地偽装商品(新聞等で全国に報道)。
今から10年前後にご購入された羽毛は質の高い羽毛(10万円前後?)が使われています。長年の使用でどうしても羽毛のへたり、側生地の汚れが気になる方ご相談下さい、新品同様に仕立て上がります。
リフォーム時期としてご購入して8〜10年をめどにして下さい。
お手入れをした、しなかったでは嵩高(保温性)が大きく変わります。
お客様の羽毛を少し取り出して5段階評価(ダウン率、ピリングと玉ダウンの量、ファイバーの量)で羽毛状態を判断して、お客様との相談で側生地、足し羽毛、完全洗浄コースかスチーム&除じんコースを決めます。
ふとんを解体して中の羽毛を取り出します。
羽毛を除じん機にかけてチリ、ファイバー、ホコリを除去します。洗浄前1回乾燥後1回します。
40〜45℃の温水と専用洗剤で皮脂や汚れを洗い流します。単なる水では汗汚れ、皮脂は落ちません。写真のように洗浄後べったりと羽毛がなります。
乾燥工程、120〜150℃の高温で一気に乾かし羽毛の弾力を復活させます。
再び除じん機にかけ、冷却しながらチリを除去します。
縫製職人が、ご希望の生地で側生地を縫製します。
ダブサイズ羽毛ふとんをシングルサイズに変更。
冬用羽毛ふとんを肌掛け羽毛布団を2枚に変更。
余った羽毛で枕に。
サイズ(長身用)変更。
ご要望におおじて仕立てます。
側生地に羽毛を充てんします。
お客様が以前お持ちの羽毛と同等クラスの足し羽毛ゴールドダック、エクセルグース、プレミアムグースなど5種類から選び足し羽毛をします。
今までの経験上シングルサイズのリフォームで300グラム程度補充すれば新品同様に仕立て上がります。
このページのトップへ