だれも知らない画期的なウッドスプリングベッドのスライドスラット機能とは!?

スリープショップの四国松山地区を担当している蒲団屋がオススメするウッドスプリングベッドは、木製のバー1本1本にクッション性があるだけではなく、使用する方の身長・体重に合わせて、バーのしなり具合の強弱を調整することができます。

今日は、このウッドスプリングベッドの優れたスライドスラット機能についての情報をお伝えします。

スライドスラット機能が備わっている位置

スライドスラット機能が備わっているのは、全体の28本のバーの内、頭の方から数えて9番目から13番目までの5本のバーです。
この部分は、人がベッドの上に横たわると、肩甲骨からお尻にかけての位置となります。
なぜこの位置に備わっているかと言うと、人間の体の中で一番重く大きく、全身の骨格を形作る要となる部分であるからです。

背骨が、仰向き寝では緩やかなS字、横向き寝では一直線を描く、という正しい寝姿勢を作るためには、肩甲骨からお尻にかけての骨格の形が特に重要です。

スライドスラット機能のしくみ

ウッドスプリングベッドの28本のバーの内23本は、クッション性のある一枚のバーになっていますが、頭の方から数えて9番目から13番目までの5本のバーは2枚合わせになっています。
そして、この5本のバーに2個ずつ、全部で10個の半透明の小さな部材(スライサー)がついていて、2本のバーを束ねています。

このスライサーは自由にスライドさせることができます。

左上の写真のようにこ2個のスライサーの間隔を狭くしてバーの中心部にセットすると、2枚合わせのバーのうち1枚分だけが上下にしなる動きをするようになり、柔らかくなります。
肩甲骨やお尻部分はウッドスプリングバーを柔らかくして、重さを吸収させます。

右上の写真のように2個のスライサーの間隔を広くすると、ウッドスプリングバーは2枚が結合されたまま上下にしなりますので、1枚のバーの動きよりも硬くなります。
腰(ウエスト)のくぼんだ部分はウッドスプリングバーを硬くして、下からしっかり支える事ができるようにします。

スライサーの調整の仕方

標準的な体型の方は、上の写真のようにスライサーはひし形を描くようになります。
*スライサーは実際は半透明ですが、解りやすいように赤色に着色しています。

  1. まず、スライサーが備わっている5本のバーのうち、1番重いお尻の位置に当たる5番目のウッドスプリングバーのスライサーは、バーの中心の位置にピタリとくっつけてセットします。
    お尻は、人の体の中で一番重い部分ですので、最大の柔らかさにします。
  2. 次に、肩甲骨に位置する一番目のバーのスライサーは、お尻よりは軽い部分になりますので、2個のスライサーの間隔を3cmほど開けてバーの中心部にセットして、やや柔らかめにします。
  3. 肩甲骨やお尻より軽い腰(ウエスト)部分に位置する3番目のバーは、下から支える力を強めるために硬くします。
    2個のスライサーをそれぞれバーの両端から、体重60kgの方ではスライサー2個分(約6cm) 、体重50kgの方ではスライサー3個分(約9cm) 内側にセットします。
    体の重い方は、2個のスライサーの位置を広げて硬く、体の軽い方はスライサーをバーの中心部に近づけて柔らかくします。
  4. そして、2番目のバーのスライサーは、1番目のスライサーと3番目のスライサーの中間の位置へ、4番目のバーのスライサーは、2番目のスライサーと5番目のスライサーの中間の位置へセットします。
    人間の体はウエストに向かっては緩やかに細くなりますが、お尻に向かっては急に太く重くなりますので、スライサーの位置も下半身の方は大きく変化させます。

上の写真のように、長身の方はウエストの位置が3番目のバーではなく、1本下の4番目のバーの位置にあたりますので、4番目のバーを体重に合わせて一番硬くセットして、2番目と3番目のバーのスライサーは、なだらかにスライサーの位置が変化するようにセットします。
写真のように、スライサーは下が広いひし形を描くようになります。

上の写真のように背の低い方は、ウエストの位置が3番目のバーではなく、1本上の2番目のバーの位置にあたると思います。

長身の方とは反対に、上が広いひし形を描くようにスライサーをセットしていただいてもいいのですが、スライサーがきれいなひし形を描く方が、最良の寝姿勢を作ることができます。
できれば、3番目のバーの位置にウエストがあたるように、枕をベッドの一番上の位置に置くのではなく、5〜10cm程度下に置いてお休みいただいた方が、より快適な睡眠を得ることができるでしょう。

まとめ

スリープショップのウッドスプリングベッドに備わっている優れたスライドスラット機能は、正しい寝姿勢を保つためになくてはならないシステムです。肩甲骨からお尻にかけての5本のバーの位置は、人の体にとって最も重要な骨格の要となる部分です。

間違っても、硬いところで寝た方が体によい、などという間違った考え方に基づいて、10個のスライサー全部をバーの端に寄せて、スライドスラット機能が備わった5本のバー全部を硬くしたりしないでください。

また逆に、柔らかい所で寝るのが好きだからと言って、10個のスライサー全部をバーの中心部に1列にセットして、5本のバー全部を柔らかくするのも間違いです。
スライサーの位置は、人間の体の凹凸に合わせてセットするとひし形を描くようになります。

今回は基本的なスライサーの調整方法をご説明しましたが、ウッドスプリングベッドと組み合わせるラテックスマットの厚みや、ウッドスプリングベッドの種類によっても、スライサーの位置は変わってきます。

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