by 渡部元吾
通をうならせる最高の寝心地。天然素材のラテックスマットの製造工程
「わぁ〜!本当だ、宙に浮いているみたい。」
「うんうん、お餅の上にいるような寝心地ですね。」
「これはいったい何でできているのですか?」
四国松山 蒲団屋がお勧めするスリープショップオリジナル 天然ゴム100%ラテックスマットは、腰痛・肩こり・首の痛みなどにお悩みの方をはじめ、多くの睡眠トラブルを抱えたお客様に大好評です。
今回はラテックスマットの中身、ラテックスフォームの製造工程を詳しくご説明します。
このブログの内容は、ラテックスマット発売元のSLEEPSHOPホームページのAerofoam社とはを参照し、写真と文章を借用、引用しています。
ゴムの歴史をご紹介
天然ゴムは植物から、合成ゴムは石油から作られます。
天然ゴムは、6世紀頃にはアメリカ大陸にあったとされています。
アメリカ大陸を発見したことで知られるコロンブスが、2回目の新大陸航海の時(1493年〜1496年)に、現在のハイチとドミニカ共和国であるイスパニョーラ島を訪れました。
その時、原住民の子供たちがよく弾む黒いボールで遊んでいるのを見て驚いて持ち帰ったことで、ゴムはヨーロッパへ伝えられました。
この後200年余りは天然ゴムはほとんど利用されていませんでした。温度により変形してしまって使いにくかったためです。
1839年にアメリカ人のグッドイヤーが、天然ゴムに硫黄を加えて熱するとゴムの性質が変化し、よく伸び丈夫になることを発見しました。
研究室で眠ってしまったグッドイヤーのゴム靴に実験で使用していた硫黄がこぼれ、これがストーブの熱で加熱されて翌朝、ゴム靴の弾力性が増大していることに気付いたそうです。
その後1887年イギリスのダンロップが、息子のために自転車の乗り心地を良くしようと空気入りタイヤを発明しました。
1934年にはドイツの会社が、石炭と石灰を原料にした化学物質を素材にして合成ゴムの製造に成功、現在では合成ゴムは石油を原料に作られています。
今では天然ゴムと合成ゴムは、私たちの生活になくてはならないものになっています。
ラテックス樹液の採集方法について
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天然ゴム プランテーションの様子をご紹介します。
ゴムの木は縦横4メートル間隔で、整然と植えられています。
ラテックス林は全て人の手で植林され、管理されています。
ゴムの苗木植樹から樹液を収穫できる様になるまでには約6年かかります。
早朝のプランテーションは、採取のために木の幹に取り付けられている器は下向きで、樹液も出ていません。
天然ゴムの林では、朝6時頃からブラッシング(皮むき)が始まります。
先が特殊に曲がった鎌状の刃物で、樹皮を剥いでいる部分と樹皮がある部分の境目を削り取ります。
すると、牛乳そっくりのナチュラルラバーミルクと呼ばれるゴム樹液が、みるみる滴り出てきます。
下向きだった器を木の幹に巻いてある針金の皿受けの上に置いて、この樹液を受けて集めます。
ラテックス樹液が採集できる期間は1年の内の約9ヶ月間、残りの2〜3ヶ月はゴムの木が落葉する時期のため採集できません。
また、採集できる時期でも1週間の内2〜3日しか集めることはできません。
ゴムの木が樹液を生成し、採集できるようになるに時間がかかるためです。
1本のゴムの木から一回の採集で約300gのラテックスエマルジョンを採集することができます。
したがってシングルサイズのマットレスを製造するのに十分なラテックス樹液を収穫するためには、約300本の木をブラッシングし滴り落ちる樹液を手間暇かけて採集する必要があります。
これは、自然の恵みと人手で採集される天然ラテックスがどれほど貴重であるかを示しています。
採取したゴム樹液加工の様子
スリープショップがラテックスフォーム製造委託契約を交わしている、マレーシア Aerofoam(エアロフォーム)社の工場の様子をご紹介します。
まず、集められたナチュラルラバーミルクを何層ものフィルターで時間をかけてろ過し液質を整えます。
この過程で防腐剤としてホルムアルデヒドなどは一切使用されず、天然のままで管理されています。
液質が整ったラテックスミルクをマットの形をした金型に充てん、高温の水蒸気でラテックスを発泡させてフォームを作ります。
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左上の写真はラテックス樹液を金型に流し込んでいるところ、右上の写真は熱と蒸気で発泡したラテックスフォームを、型から取り外しているところです。
上下の型にある多数の棒状の突起物(ピン)が、ラテックスマットの両面に直径13mmぐらいの穴を作ります。
ラテックスフォームに空いている穴はこのピンの跡で、ピンの中に高温の水蒸気を通してラテックスを発砲させています。
穴が上下貫通しているように見えますが、この上下のピンの位置はずらしてセットされていて貫通しているわけではありません。
このピンの太さとセットする位置によって、ラテックスマットは7つのゾーンに分かれています。
それぞれのゾーンは、人の体の凹凸・重さに合わせて最適な弾力を持っています。
また発泡させることにより、フォーム内部に極小の無数の気孔が構成されます。
この多孔性がラテックスマットの暖かく、かつ蒸れにくい特性を作り出しています。
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発泡が終了したラテックスフォームは真水で冷却した後、乾燥ラインで乾燥させます。
化学物質を一切使用しない、100%ナチュラルラテックスフォームのでき上がりです。
この最良の発泡方法と製造工程で作られたラテックスフォームだからこそ、寝具に最適な柔軟性と高い弾力を併せ持つことができるのです。
そして、どのような体型・寝姿勢にも対応し人体の重い部分は吸収、軽い部分は下から支え理想の正しい寝姿勢を保ちます。
スリープショップ自ら検品、直輸入
できあがったスリープショップ発注のラテックスマットレスを、スリープショップスタッフが検品し、コンテナへの積み込みまで確認しています。
海上輸送で出荷されたラテックスマットは、約2週間で大阪港に入港します。
スリープショップでは余分な流通経路を一切かけずに直接輸入・通関し、スタッフの手で荷降ろしして専用倉庫にストック・管理しています。そして、お客様の注文に応じて、配送センターよりダイレクトにお届けしています。
以上のように、スリープショップオリジナルラテックスマットは原材料採取地・生産工場名・生産者履歴・輸入販売者と全て明瞭です。スリープショップが一貫して責任をもって原料採集現場・製造工程にまで関わって、検品から輸入に関する業務を行っています。
品質・デンシティー(硬さ)・お手入れ方法まで把握して販売していますので、全ての情報を自信をもって開示いたします。
環境破壊はしない、人に有害なものは発生しない、再生可能自然素材天然ラテックス
光と水、大地とゴムの木、自然と人が一体となって作り出すラテックス。
この貴重なラテックスは、自然環境を破壊せずもちろん汚すこともありません。
ゴムの木は、二酸化炭素を吸収し酸素を生産、樹液の採取寿命約20年を終えると木材資源として再利用されます。
そして、伐採された跡地にはまた新たにゴムの木が植林され、6〜7年かけて育ててから樹液の採取が始まります。
この美しいラテックス林の自然の営みが、私たちの睡眠環境を支えてくれているのです。
だからこそ、天然ゴムのプランテーションでは樹液を採取して終わるだけではなく、木材資源を利用しその後植樹をすることで自然にも配慮した環境循環を心がけています。
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(全国発送OK!銀行振込・代引・クレジット可)
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