by 渡部元吾
諦めるのはまだ早い!?悪い寝相・寝姿勢の原因と対策を徹底解説!
目次
「寝相」とは文字のごとく眠っている時の体の姿勢、寝姿ですが、あなたは寝相の悪さにお悩みではありませんか?
寝相の悪さは持って生まれた体の特性、体の癖だから仕方ないとあきらめていませんか?
よく聞く寝相に関する悩みと情報
- 子供の頃からずっと寝相が悪くてとても恥ずかしい
- 寝癖が悪く朝起きると布団や枕がなくなっていて、いつも風邪を引いてしまう
- うつ伏せの寝相でしか眠れない、熟睡感がない
という声をお聞きします。また、雑誌やインターネットなどで
- 人は寝ている時にこそ本性が表れる
- 寝相でわかる性格と深層心理
- 彼氏の本性は寝ている時にわかる
などと寝相と性格が関係しているかのような情報がたびたび発信されています。
寝相が悪いのは性格の問題なのでしょうか?
いいえ、寝相と性格には何の関係もありません。
寝相と性格を結び付けるのは非科学的な根拠のない主張です。
また、寝相を生まれつき自分が持っている体の性質、体の癖と捉えるのも間違っています。
寝相、寝癖はあなたの体の状態と敷寝具との関係から生み出されているもので、寝相から分かるのはあなたの体の弱点と敷寝具の状態です。
寝相や寝癖の悪さには確かな理由があります。
あなたが寝ている敷寝具やベッド&マットの状態に問題があるのです。
今回は寝相、寝姿勢に現れるあなたの体調と敷寝具環境について考えていきましょう。
このブログの内容は、四国松山 蒲団屋がお勧めするウッドスプリングベッドとラテックスマット発売元のSLEEPSHOPホームページの寝相、寝癖に現れる睡眠環境、敷寝具の問題を参照し、文章と写真を借用、引用しています。
寝相に現れるあなたの体調と敷寝具の硬さ
横向き寝姿勢
横向きでしか眠れない方は、多くの方が腰に弱点があり、敷寝具も硬すぎると考えられます。
硬い敷寝具の上では、仰向け寝した時の体の凸部である背中とお尻部分は凹んでくれません。
そして、腰(ウエスト)部分には隙間ができ支えがない状態が続くため辛くなり横を向いてしまいます。
横寝ばかりする人たちが共通して口にするのは、仰向け寝では
「腰が痛くて仰向け寝を続けられない」
「背中が痛くて横になった方が楽」
「骨盤が痛くなって」
と言うものです。
背中が猫背になっている可能性や骨盤に変形や神経痛などの問題を抱えている可能性もあります。
結局横寝は、背中が痛い、腰が痛い、骨盤が痛いことが原因で背中や腰、骨盤の痛みから逃れるため仕方なく取っている寝姿勢なのです。
横寝姿勢は仰向け寝よりもあなたの体重を支える面積が狭くなり、体に負荷がかかり痛みやしびれが生じるため体の向きを変える必要があります。
無駄な寝返りが増えて熟睡できない寝姿勢です。
上半身横寝+下半身ねじり寝
横寝姿勢では体の横に張り出した腰骨への圧力が集中し、凹んだ横腹への支えは不十分です。そのため腰と骨盤に負荷がかかります。
その苦痛から逃れようと下半身をねじった寝姿勢が生まれます。
こうした姿勢では、一時的に腰の痛みからは逃れられても寝姿勢は不安定になり、体を支えるために横に張り出した膝には強い負荷がかかります。
上半身や、手、腕への圧力だけでなく、無理にねじる肩や首にも負担がかかり痛みを発生させる原因となります。
上半身横寝+下半身うつ伏せ寝
下半身をねじって一時しのぎの姿勢を取ったものの、姿勢は不安定で長時間は維持できません。
時間経過と共にねじった腰への負担も発生します。
そのため尻を上に向けて、下半身だけうつ伏せにすることで腹部を敷寝具に接触させ支えを生みだしている姿勢です。
不安定な状態から逃れるために取る姿勢ですが、この場合、首、上半身、下半身それぞれをねじった状態で寝るので時間経過と共にそれぞれ首、肩や背中、腰などに痛みを発生させます。
朝起きたら体が痛い、背伸びしたら体の各部でボキボキ音が出るなどの事例はこうした姿勢を取り続けて体にひずみが出ている証拠です。
また上半身は横方向に丸まった姿勢を取り続けるので、肺は圧迫され呼吸にも影響が出てしまいます。
睡眠中の呼吸が浅く小さくなると酸素供給が不十分になりやすく、いびきの問題や睡眠時の無呼吸にお悩みの方は要注意です。
夜間の呼吸の癖は日中にも繋がり、現代人は呼吸の浅い方が多くなっています。酸素不足は様々な体調不良を引き起こすため深い呼吸を心がけることが重要です。
うつ伏せ寝
硬い敷寝具の上で仰向けに寝ると、下記の箇所に圧力が集中し痛みを発症します。
体の凸部の痛み
仰向け寝の体の凸部 → 背中や尻
横寝の体の凸部 → 肩や二の腕、腰の横側
また、下記の箇所は隙間ができ支えなく下に下がろうとする圧力に晒されて苦痛が発生します。
体の凹部の痛み
仰向け寝の体の凹部 → 腰や膝裏
横寝の体の凹部 → 横腹部
体が感じるこれらの大きな負担から逃れるためにうつ伏せ寝になってしまうのです。
S字曲線を描く背骨がある背中と比べると、体の前面は平板なものです。
そのため背中に比べて圧力が広く分散されています。下に下がろうとする負荷のかかる隙間がないので痛みは発生しません。
敷寝具が硬すぎる場合は、特に仰向け寝よりも楽に感じてしまいます。
しかし首から上はどうでしょうか?
呼吸をするために顔は常に横向きになる必要があり、首や肩には常に負担がかかります。また、胸は圧迫され続け睡眠中の呼吸は十分とは言えません。
人が横たわる際にかかる体圧によって発生する苦痛から逃れるための姿勢であり「余分な力がいらずリラックスした状態」とは言えない寝姿勢です。
腰下に腕を入れ込む寝姿勢
仰向けに寝て腰が痛い場合、腰下にできた隙間に腕を差し込んで支えを生み出そうとする寝姿勢です。
一時的には腰下に支えができるものの腕が痺れたり、肩や腕に無理を強いるため長くは続けられません。
腰痛のために横寝するものの体の横が痛くなり仰向け寝に戻り、さらに腰の痛みから逃れるために取る姿勢です。
腕が痛くなり長くは続けられないですが、多くの人が経験している姿勢です。
やはり、敷寝具やマットレスなどの環境の悪さが原因で起こります。
体の凸部(背中や尻)の吸収が不足しているのです。体の凸部が吸収されないと背中や尻が痛くなります。
同時に腰は浮いた状態になり下に下がる圧力にさらされ続け痛みを発生させます。
これを少しでも支えて痛みから逃れようとしているのです。
膝立て寝姿勢
仰向けに寝ると、腰が痛い、だる重いと感じる方が取る姿勢です。
特に床や畳の上に硬いマットレスや敷布団で寝ると無意識に膝を立ててしまいます。
仰向けに寝ると背骨がS字曲線を描くため腰の下に隙間ができます。
支えのない腰が下に落ちる圧力にさらされて痛くなるのを防ぐために膝を立てるのです。
膝を立てることで湾曲している背中のS字曲線を緩め、腰をマットレスや敷寝具に接触させて支えを生もうとして取る姿勢です。
深い眠りに落ちると両足の力が抜け膝が右か左に倒れるため、この姿勢で長く寝続けることはできません。
両足重ね寝姿勢
床や畳の上に硬いマットレスや敷布団で寝る場合に取りやすい姿勢です。
仰向けに寝ると両足のふくらはぎや踵(かかと)には圧力が集中し、膝裏やくるぶし部分は隙間ができて支えがない状態となります。
そのため、ふくらはぎと踵には圧迫が生じ、膝裏やくるぶしは支えがなくだるさや苦痛を感じそれから逃れようと取る姿勢です。
両足には重ねるための無駄な筋力が必要で寝ることによって足が疲れてしまう寝姿勢です。
敷寝具が最適であれば寝相、寝癖は容易に変えることができる
多くの方が、人が寝ている時の寝相や寝癖を個人特有の体質が生み出す特性と捉えています。
しかし、長年多くの人々の睡眠と睡眠環境の改善に携わってきた四国松山 蒲団屋の経験から言えば、それらの「くせ」と思われる寝姿勢を生み出す要因のほとんどは敷寝具環境に問題があるからです。
また、寝姿勢には敷寝具の環境や状態が大きく影響すると共に、睡眠状態に大きく関わり体に様々な影響を及ぼす力があります。
睡眠中の体に掛かる負荷や圧迫を取り除けば、寝相、寝癖は良くなり睡眠の質も向上し体調も改善します。
そんな寝相ってどんな寝姿勢なのでしょうか?
それは「自然に立っている様な寝姿勢」、下の写真の様な寝姿勢で寝返り少なく眠り続けることのできる姿勢です。
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蒲団屋のアドバイスを参考にして寝相、寝癖を改善し睡眠中の体の痛みを解消、睡眠の質を高めてあなたが生き生きとした健康な毎日を過ごせることを願っています。
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