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by 渡部元吾

店づくりとまちづくりと杉 ( 1 )

唐突ですが、愛媛県松山市ってどこか解りますか?
夏目漱石氏の小説「坊ちゃん」の舞台になった所(本年が、作品発表から100年目)。
司馬遼太郎氏の小説「坂の上の雲」の主人公、正岡子規、秋山兄弟の生誕地。
この小説は司馬氏の遺言で映像化はしてはならないと言われていましたが、N H Kがやっとの思いで司馬氏の奥様等関係各所の御理解を得て、21世紀スペシャルとしての大河ドラマでテレビ放映されることになりました。

時、同じくして松山市は「坂の上の雲」を軸としたまちづくりを推進しているセンターゾーンの開発で、安藤忠雄氏設計による「坂の上の雲記念館」の建設、秋山兄弟生家跡の復元、 ロープウェイ 駅舎の新築、これらを結ぶ街路 ロープウェイ 商店街の店舗のファサード整備(国、通産省のリノベーション事業)などが行われています。その中で、僕が、小野寺康さん(八月~十月杉話参照)、南雲勝志さん(デザイナー/当サイト監修人)との出会いのきっかけになったのが、 ロープウェイ 商店街の道路景観整備(素晴らしい作品です。是非見に来て下さい)でした。先日、南雲さんにお会いしたとき、「こんなコトもしているんですよ」と差し出されたのが「日本全国スギダラケ倶楽部」の名刺でした。そして、帰る際に、「W E B版月刊『杉』を発行しているので、そこに記事を書いてくれませんか」と依頼をされ、え!! 私が?と不安を感じながらも今こうやって書いている次第です。

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