by 渡部元吾
病院のベッドはなぜ硬い?入院中も快適に眠るための秘密兵器!
目次
入院中の患者さんのご家族から相談を受けました。
急激に体重が落ちてしまったせいか、病気の症状の一つなのか、
「腰が痛い、腰が痛い。病院のベッドが硬くて眠れない。」
と、お父様が訴えるそうです。
痛みを軽減するために腰の下に何か柔らかいものを敷きたい、ということでご家族の方が蒲団屋に来店されました。
今回は、硬くて痛い病院のベッドの寝心地を完璧に改善してくれるラテックストッパーをご紹介します。
このブログの内容は、四国松山 蒲団屋がお勧めするウッドスプリングベッドとラテックスマット発売元のSLEEPSHOPホームページのへたらないおすすめパッドを参照し、写真と文章を借用、引用しています。
病院のベッドが硬い理由
病院のベッドは、家庭用やホテル用などの一般のベッドよりも硬く作られています。
入院する人というのは当然、病気であったり怪我をしていたりします。
また、高齢であるという理由などのために体力が落ちて体を動かす力が弱くなっています。
まず、ベッドがフワフワ柔らかいと、体を自由に動かすことができない人が起き上る時に不安定で危険です。
更に、マットが柔らかいと硬いマットよりも体が沈み込み、体とマットが接着する面積が増えます。
患者は、体力不足のため寝動きや寝返りの回数が少なく、マットと接着していて皮膚呼吸ができない箇所に褥瘡(床ずれ)が起きる確率が高くなります。
床ずれを防ぐためには、介助者が患者の体の向きを定期的に変えなければなりませんが、マットが柔らかいと患者の体が沈み込んでいるためなかなか転がってくれません。
硬いマットの方が、少しの力で楽に患者の体の向きを変えることができるのです。
また、施術者が指圧やマッサージをする時や、医師が心臓マッサージを施さなければならない場合に、マットが柔らかいと衝撃や圧力が吸収されてしまいます。
マットが硬くて安定していなければ、処置の効果を発揮できないのです。
もちろん医療用のベッドは高額です。当然「マットが硬い方が丈夫で長持ちする。」ということも病院側にとっては重要なことでしょう。
病院のベッドが狭い理由
病院のベッドは、通常のシングルサイズのベッドよりも、ずいぶん狭く、短く作られています。
幅は80〜85cm長さは190cmくらいです。
この理由も看護者にとって都合が良いからです。
コンパクトであるほうが、ベッドの脇に立つ看護師と患者の距離が近く、処置が楽にできます。
一分一秒を争うような緊急事態に患者が陥った時、広くて大きなベッドは邪魔で速やかに処置ができません。
人の命がかかっているのです。致し方のない事ではあるでしょう。
また、ベッドが小さい方が病室にたくさん設置できて、大勢の患者を手際よく見て回ることもできます。
もちろん、狭くても患者が転落しないように、病院のベッドには柵がついています。
病院のベッドが蒸れる理由
病院のベッドマットは通気性がありません。
シーツを外してみると分かりますが、マットの側地はビニール生地になっています。
これも仕方のない事とは思います。
病院のマットは血液・吐瀉(としゃ)物・医薬品などで汚れることが多くなります。
こういう場合、病院はアルコールで拭いてマットを消毒してくれます。
この時にマットの側生地が普通の布地になっていると、通気性はありますが消毒ができません。
そのためビニール生地になっているのです。
もちろん病院では空調設備が整っています。
一定の温度・湿度に保たれていますので、マットに通気性がなくても何とか眠ることはできると思います。しかし、これが自宅用であったなら、寝苦しくてなかなか眠れないことでしょう。
相談を受けた患者さんの腰痛対策
本来は病気やケガで辛い時ほど、リラックスできる広さがあり、寝心地の良い柔らかさと爽やかな通気性のあるベッドで寝るべきなのです。
しかし、治療や看護の都合でそうもいかないのが現実です。
腰の痛みが、病気の症状の一つかどうかは、もちろん蒲団屋にはわかりません。
しかし、まずは病院の硬いベッドの寝心地を改善しなければなりません。
ご家族に、天然ゴム100%のラテックストッパーを病院のマットの上に重ねて使用されることをお薦めして、病室までお届けしました。
ご来店の目的は、「腰の下に何か柔らかいものを敷きたい。」というご希望でした。
しかし、それでは腰が持ち上げられて不自然な寝姿勢になるため、逆に腰に負担がかかります。
この事は、ご家族に蒲団屋で腰の下に色々な物を敷いて寝ていただいて、体験・納得していただきました。
後日、ご家族の方にも腰痛があるということで、ラテックスマットの体験に来られたのですが、
「父が、本当に腰が楽になった助かった、夜もよく眠れるようになった。と、言っています。本当にありがとうございました。」
と嬉しいお礼の言葉をいただきました。
ラテックスマットとは
天然ゴムの木の幹に傷をつけて、そこから滲み出る樹液を採取します。
この樹液を、時間をかけて何層ものフィルターでろ過して液質を整えて、大きな金型に流し込んで高温の水蒸気で発砲させて作ります。
こうして作られたラテックスマットは、寝動きに合わせてマットと体の接触面が細かく変形するという柔軟さと、重い体を下からしっかり支えて体圧を分散するという高い弾力を合わせ持っています。
この高い弾力の働きによって、体力のない高齢者や入院中の患者さんでも楽に寝返りをうつことができます。
体に負荷をかけることなく、快適に眠るための正しい寝姿勢を保ってくれるマットなのです。
またゴム素材であるため、柔軟であるのにへたりにくい、という特性も持っています。
→【ラテックスマット】の商品ページはこちら
(全国発送OK!銀行振込・代引・クレジット可)
フリーダイヤル 通話料無料 0800-200-1194
ラテックストッパーとは
いろいろな種類が揃っているラテックスマットの中で、一番薄い厚さ5cmというコンパクトなマットです。
お客様の敷き寝具が硬すぎる場合などに、その上に重ねて組み合わせて使うためのマットです。
シングルサイズで幅100cm長さ200cmになっています。
もちろんセミダブルサイズ (120×200)cmダブルサイズ(140×200)cmも揃っています。
病院のベッドや介護用のベッドよりも大きなサイズですが、ゴム素材のためかなり融通が利きます。自在に変形して、病院のベッドのサイズにぴったりとフィットします。
もちろん納品までのお時間に余裕があれば、小さなサイズに加工することも可能です。
→【ラテックストッパー】の商品ページはこちら
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ラテックストッパーの寝心地
畳の上に厚さ5cmのラテックストッパーを敷いた画像比較
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横向きに寝た時(左)と、仰向けに寝た時(右)のラテックストッパーの画像です。
ラテックスマットには用途に合わせて色々な厚みのマットがあります。
厚みが増すごとに体圧分散力がupして、自分の体重が消えてまるで宙に浮いているような寝心地を感じることができます。
しかし、上記のラテックストッパーは一番薄い(厚さ5cm)マットです。
畳の上にラテックストッパーを一枚直に敷いただけでは、横向きに寝た時の肩や骨盤、仰向けに寝た時の背中やお尻の体の凸部の凹み(吸収)は不足しています。
また、体の凹んでいる部分、ウエストなどは浮いていて隙間ができています。支えがないという事です。
畳の上にラテックストッパーを敷いただけの組み合わせでは、体重の吸収と支えが足りないのです。
8cmのウレタンマットレスの上にラテックストッパーを敷いた画像比較
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横向きに寝た時(左)と仰向けに寝た時(右)のラテックストッパーの画像です。
病院のベッドマットの上に、ラテックストッパーを敷いた時と同程度の寝心地を想定しています。
畳にラテックストッパーを敷いた組み合わせよりも、横向きに寝た時の肩や骨盤、仰向けに寝た時の背中やお尻部分がしっかりと凹んで吸収されています。
横向き寝、仰向け寝共にウエスト部分には隙間がなく、きちんと支えられています。
体型に合わせた吸収と支えが完全になされる事によって体圧が分散されて、体に負荷のかからない正しい寝姿勢を保つことができるのです。
このように、人間の体の凸部は吸収し凹部はしっかりと支えられて、点ではなく面で人の体を支えることが重要になります。
病気や怪我で入院中の方、体調の悪さに日々悩まされている方は特に、体に負荷のかからない体圧分散敷き寝具であるラテックスマットを使用することをお薦めいたします。
ラテックストッパーとトゥルースリーパーの比較
この項目の内容は、SLEEPSHOP本店ホームページのへたらないおすすめパッドの記述文章と比較写真資料を使用しています。
ラテックストッパーのように、敷き布団やベッドマットレスの上に重ねて使用する商品として、テレビショッピングや新聞広告などで頻繁に目にする商品が低反発マットのトゥルースリーパーです。
ラテックストッパーと、トゥルースリーパーマットの違いを実際に比較してみました。
トゥルースリーパーの厚み7cmに合わせるために、厚さ5cmのラテックストッパーに厚さ1.3cmの枕調整用ラテックスシートを重ねて、6.3cmの厚みにして比較しました。
横向き寝を想定した比較画像
まず、人が横向きに寝た時に肩や腰骨部分に集中して圧力がかかることを想定して、 一個2.5kgの重りをダンベルの両サイドにつけて、ラテックストッパーとトゥルースリーパーに乗せました。
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左の画像はトゥルースリーパーに乗せた場合です。
2.5kgの重りがトゥルースリーパーに食い込んでいるのが分かりますよね?
下の硬い土台(マットレス)に達してしまっています。
横向きに寝た時の凸部である肩や腰骨の重さを支えていないという事です。
右の画像はラテックストッパーに乗せた場合です。
2.5kgの重りが適度に食い込んでいますが、トッパーの中間の位置でしっかりと支えられています。
これは、横寝した時の人体の凸部である肩や腰骨の圧力を、吸収しながら支持しているという事です。
仰向け寝を想定した比較画像
次に、人が仰向けに寝た時に人体の凸部である背中やお尻などの面積が広い部分に圧力がかかることを想定して、2.5kgの重りを2個重ねてラテックストッパーとトゥルースリーパーに乗せました。
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左の画像はトゥルースリーパーに乗せた場合です。
重りは大きく沈み込み、土台の硬いマットレスまで達してしまっています。
これも、仰向けに寝た時の背中とお尻などの人体の凸部を支持していないという事です。
右の画像はラテックストッパーに乗せた場合です。
重りが適度に食い込んでいますが、しっかりと底付きすることなくトッパーの中間で支えられています。
これは、仰向けに寝た時の肩甲骨やお尻などの凸部を、吸収しながらしっかり支持しているという事です。
すなわち、トゥルースリーパーは体の重さを点で受けても面で受けても相当な部分が沈み込んでしまいますが、ラテックストッパーは点で受けても面で受けても適度に沈み込みながらしっかりと支えているのです。
これは、トゥルースリーパーに横寝した場合は肩と腰骨部分、仰向け寝した場合は肩甲骨とお尻部分に集中して重さがかかり、痛みや痺れが生じる可能性があるという事です。
それに比べてラテックストッパーは体の凸部を吸収しながらしっかりと支えています。
これが柔らかさと高い弾力を併せ持っているラテックスの大きな特徴です。
このラテックスの柔軟性と高い弾力が私たちの体を柔らかく吸収しながらしっかりと支えて、体圧を分散してくれるのです。
そして、正しい寝姿勢・寝心地を作り出す事によって痛みや痺れ、辛さ、不快感までをも分散して軽減してくれるのです。
ラテックスマット+ウッドスプリングベッドの組み合わせが最適
ラテックスマットを使用する時は、ウッドスプリングベッドを組み合わせることをお勧めいたします。
ウッドスプリングベッドとラテックスマットを組み合わせることによって、完全に体圧が分散された体に負荷のかからない正しい寝姿勢・寝心地を維持することができます。
ラテックスマットに最適なカバーとは
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ラテックスマットにはカバーやシーツを掛けてご使用ください。
汚れや汗などはカバーやシーツに吸着させて、これらを洗い替えして清潔に保ってください。
カバーのタイプ
ラテックスマットに掛けるカバーは、シャワーキャップのように全周にゴムの入ったBOX型のシーツをお勧めします。
ラテックスマットのつきたてのお餅の上で寝ているような気持ち良さの秘密は、天然ゴム100%の高い弾力性にあります。
この高弾力は、天然ゴムの樹液を薄めることなく高い粘度のままで、熱と蒸気で発泡させながら焼き上げることによって作り出されます。
ラテックスマットは非常に高密度な素材で、しっかりとした重さがあるのです。
一番薄いラテックストッパー(厚さ5cm)のシングルサイズで約9kgあります。
ラテックスマットには重くて扱いにくいという欠点があるのです。
しかし、マットの上から被せるように掛けることができるBOX型のシーツであれば、ラテックスマットを持ち上げたり畳んだりすることなく楽にカバーを掛ける事ができます。
蒲団屋にご来店いただくお客様の多くが「軽くて扱いやすい敷布団がいい」とおっしゃいます。
お気持ちは痛いほどよく分かりますが、軽くて扱いやすい敷布団には敷き寝具としての値打ちはありません。
人間の重い体重を下から支えて浮かせる事ができず、体圧を分散させる弾力もありません。
毎日使用すると、すぐにへたってクッション性がなくなってしまいます。
カバー生地の種類
BOXシーツの生地は、伸縮性のあるニット生地をお勧めします。
ラテックスマットは高弾力と共に柔軟性も兼ね備えています。
そして、人間の寝動きに合わせてクニャクニャと体との接触表面が変化して、体が感じる衝撃や痛みを軽減してくれます。
伸縮性の無い一般的な生地では、私達が寝返りする時に生地が突っ張ってしまいラテックスマットのやわらかな変形を阻害してしまいます。
伸縮性のあるニット生地であれば、ラテックスマットの表面の変形に合わせて伸び縮みするため私たちの寝動きを妨げる事がありません。
真夏の暑さ対策としてラテックスマットに麻や綿の敷パッドを組み合わせる時も、なるべくラテックスマットの表面の変化を損なわないように薄手のものをご使用ください。
更に、一般的な生地は織り物ですが、ニット生地は編み物です。空気を含んだ断熱層を有していて、真冬のひんやり感もほとんど感じません。
カバー生地の素材
BOXシーツの生地素材は、やはり天然素材の綿100%が最適です。
肌触りがよく、汗を素早く吸水するため夏も冬も爽やかです。
各寝具メーカーが販売しているストレッチシーツは、ほとんどポリエステルやポリウレタンが混合されています。
これはシーツを丈夫に長持ちさせるためなのですが、やはり肌触りや爽やかさは劣ります。
少しだけ丁寧にお洗濯していただくと、綿100%のニット生地カバーでも十分に長持ちします。是非、蒲団屋オリジナルのコットンスムースのカバーを掛けてご使用ください。
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首・肩・腰の痛みやしびれでお困りの方へ
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体の不調で日々悩んでいる方は、整形外科や整体・指圧・カイロプラティックなどに通ったり、次々と発売される様々な健康食品を試している方が多いようです。
お話をお伺いしていると、そういうものにかなりのお金がかかってしまっています。
しかし、硬すぎる敷寝具で体に負荷をかけたまま眠っていたのでは、せっかくお金をかけた治療が効果を発揮することができません。
お客様の努力が無駄になってしまうのです。
ぜひ、敷寝具に目を向けてください。
日本人は昔から、硬い敷寝具の方が背筋が伸びて気持ちが良いとか、骨格がまっすぐになって健康に良いなどという、間違ったイメージを持っている方が多いのです。
そのせいで日本では、硬い敷寝具が原因の腰痛に悩まされている方が多いのです。
首・肩・腰の痛みやしびれでお悩みの方、お客様がご使用の敷寝具の上に、ラテックストッパーを組み合わせて使ってみてください。
体圧が分散されてお客様の敷寝具の寝心地が改善され、間違いなく症状が軽減されるでしょう。
そして「痛みやしびれが軽くなって快眠できる。」ということが、さらに様々な病気の治療へと繋がるのです。
入院しなければならない時などに、病院のベッドの上に、天然ゴム100%のラテックストッパーを重ねて使うことをお薦めいたします。
確認が必要ですが、ほとんどの病院は持ち込み可能のようです。
まとめ
「眠ることはすべての疾患に効果のある治療薬である。眠ることによって私たちはどこまでも健康になることができる。」
この言葉は、蒲団屋が一貫してつらぬいている信念であり、思想であり、人生の目標です。
快適な睡眠がお客様の心と体を癒やし、健康へと導いてくれると蒲団屋は信じて疑いません。
そして健康はお客様のかけがえのない日常を充実させ、やがて人生そのものを輝かせると考えています。
そのために蒲団屋は「安心・安全」をベースにしたモノづくりはもちろん、日々進化する先進の睡眠研究を通して常識を超える働きをする快眠寝具を、わくわくとした高揚感とともに今までもこれからもお届けして参ります。
ぜひ蒲団屋の快眠寝具にご期待下さい!
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