by 渡部元吾
結果にびっくり!?データが示す驚きの寝心地 後悔しない寝具選び
新聞広告や通信販売で一番よく目にする商品が、低反発マットのトゥルースリーパー、量販店やネット販売でよく目にするのが、高反発マットのマニフレックスです。
お客様から、寝心地についてのご質問をよく受けたり、腰が痛くなった・体調が悪くなった・眠りが浅くなった、などのクレームをよくお聞きするのも、トュルースリーパーとマニフレックスです。
体圧センサーシートを使用して、トゥルースリーパープレミアム・マニフレックス246・ 蒲団屋がオススメするスリープショップのラテックスマットの測定実験をしました。
それぞれの体圧分散計測図を確認してみましょう。
体圧分散計測図の読み取り方
計測図には、体への圧力のかかり具合が色々な色で表されます 。
一番圧力の高いところが赤色で、体が痛みを感じているところです。
あと順番に、オレンジ・黄色・黄緑・緑・ 水色・青の順番で、圧力が低く体が楽にリラックスできる状態になっていきます。
白色は体とセンサーシートとの接触がないところ、体が支えなく宙に浮いている状態を表しています。
被験者は、身長170cm・体重60kg・50代男性です。左側が頭で右側が足元、肩口から太ももあたりまでの計測図となります。
床の上に被験者が直寝
この体圧分散計測図は、床の上に被験者が直接寝て測定したものです。
床の上に直寝ですから、さすがに赤やオレンジのところがたくさんあって、体に痛みが生じていることがよくわかります。
腰(ウエスト)部分は真っ白になっていて、広い面積にわたって支え(支持)がない状態です。
床の上にトゥルースリーパープレミアム
この体圧分散図は、床の上にトゥルースリーパープレミアムを敷いて測定したものです。
人の体の凸部である肩甲骨とお尻(骨盤)部分には高い圧力がかかって、筋肉や神経が圧迫されて血流やリンパの流れが阻害され、痛みが生じていることがわかります。
腰(ウエスト)部分は白色で全く支えがない状態です。
支持がないということは、腰(ウエスト)部分は常に下に下がろうとする重力にさらされ続けます。
そのため、腰(ウエスト)部分を支えるために睡眠中であるにも関わらず、人間の骨格をつないでいる筋肉は緊張を強いられます。
この、腰(ウエスト)部分を支えようとする筋肉への負荷や、肩甲骨・お尻部分の痛みから逃れるために、不必要な寝返りを激しく繰り返すようになります。
結果、リラックスした深い眠りが充分取れず、朝起きた時の腰痛や肩こり・首の痛みを生む原因となるのです。
床の上にマニフレックス246
この体圧分散図は、床の上にマニフレックス246を敷いて測定したものです。
赤色やオレンジ色はなくなりましたが、吸収力が弱いために体とセンサーシートとの接地面積が体よりも小さくなっていて、体圧分散が不足していることがわかります。
腰(ウエスト)部分には支えがなく、重力にさらされて体に負荷がかかっています。
マニフレックスなど高反発マットを買った後で、思った寝ごこちではない、体が痛いなどの意見が多く出るのは、この吸収と支持が不足している結果です。
床の上にスリープショップのラテックスマット18cm
この体圧分散図は、床の上にスリープショップのラテックスマット18cmを敷いて測定したものです。硬さはミディアムタイプです。
圧力の集中しやすい体の凸部の圧力は吸収され、かつ凹部もしっかりと支えがあることがわかります。
体とセンサーシートとの接地面積も広く体圧がまんべんなく分散されているのが確認できます。
蒲団屋で、ラテックスマット18cmミディアムタイプのお試し寝した方が、「体がどこも痛くない、とても気持ちが良い。」とおっしゃるのはこの状態への感想なのです。
以上の検証結果から
体圧分散とは、睡眠時における身体にかかる圧力を、文字通り分散することです。
体圧を分散するために敷寝具に求められるのは、吸収力と支持力になります。
体への圧力がかかりやすい凸部、肩甲骨やお尻は吸収し、同時に支えがなく下に落ちる重力にさらされやすい凹部、腰(ウエスト)を下から支えて、体にかかる圧力を均等になるように分散することが重要です。
体圧が分散された状態でなければ、私たちは深く眠ることはできません。
よく話題にのぼるトゥルースリーパーやマニフレックスは、センサーシートを使って測定すると、体圧分散が不足していることがよくわかります。
マニフレックスやトュルースリーパーを買入した後で、思った寝心地ではないのでスリープショップのウッドスプリングベッドと組み合わせて使うと快適になりますか?という質問をよく受けます。
しかし、マニフレックスなどの高反発を謳う硬いウレタンフォームのマットは、柔軟性がないため、人の体の凹凸や寝動きによる体形の変化をウッドスプリングベッドに伝えることが出来ません。
ウッドスプリングベッドが、効果的に働くことが残念ながらできません。
そのため、高反発ウレタンフォームとウッドスプリングベッドの組み合わせでは、蒲団屋がオススメする寝心地をご提供できないのが実情です。
また、低反発マットのトゥルースリーパーは、ただ柔らかいというだけで人の重い体を支える弾力がありません。
ウッドスプリングベッドがベースとなる正しい睡眠姿勢を作っても、筋肉や皮膚にかかる圧力を分散する能力が足りないため、理想の寝心地とは程遠いものになります。
やはり、ウッドスプリングベッドにはラテックスマットを組み合わせることが重要です。
欧米では、スポーツ選手やタレントなどの有名人はほとんどCM(コマーシャル)には出ません。
欧米のCMの主役は商品で、詳しい商品説明に重きが置かれています。
日本人は、有名人を起用したCMや都合のよい宣伝文句を、信じ込む方があまりにも多すぎます。
ですから蒲団屋は、他社の商品名を具体的にあげて比較をする、ということをしてまで、お客様にわかりやすく伝えることが必要であると考えています。
まとめ
時間に追われる現代人は、ついつい目新しいものや、簡単に手に入るものを購入してしまいがちですが、安易な方法で商品を購入すると、大失敗につながりかねません。
蒲団屋がオススメする天然ゴム100%のラテックスマットは、派手な宣伝はもちろんしていませんが優れた快眠寝具です。
人の睡眠時の寝動きに合わせて形を変化させながら、人の体の凹凸に合わせて吸収と支持を行ってくれます。
ウッドスプリングベッドと組み合わせることによって、吸収力と支持力は完成します。
ベッドとマットのこの働きが、体圧が分散された正しい寝姿勢を保って、私たちに快適な睡眠を与えてくれます。
最近の睡眠研究からは、睡眠の大切さを再認識する結果が多く報告されています。
睡眠不足は、免疫機能の低下や糖尿病・がん・肥満・うつ病・認知症の悪化など、私たちの健康だけでなく脳の働きにも害を及ぼします。
睡眠不足により、思考や感情・記憶などを司る脳の前頭前野や本能を司る大脳辺縁系の活動が低下してしまいます。
また、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌量が多くなることも知られています。
睡眠は生きるために単に必要なだけではなく、脳や体の機能を正常に保ってより良く生きるために必要なのです。
蒲団屋は全ての方に、良い眠りと体調不良の改善と快適な生活をお届けすることを目標としています。
トゥルースリーパーやマニフレックスを購入する前に、ちょっと蒲団屋へお立ち寄りください。
蒲団屋でお試し寝をしていただくと、天然ゴム100%のラテックスマットの体圧分散力と寝心地の良さにに驚かれることと思います。
→【ウッドスプリングベッド】の商品ページはこちら
→【ラテックスマット】の商品ページはこちら
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